メルセデスGPは、F1日本GPの決勝レースで、ミハエル・シューマッハが6位、ニコ・ロズベルグはリタイアだった。ミハエル・シューマッハ (6位) 「今日のレースには満足している。マシンフィールも非常に良かった。ポジションアップの機会は、当初予想していたとおりだった。6位というリザルトは、おそらく我々がこのレースで期待できる最良の結果だと思う。非常にいいレースだったので、ファンに楽しんでもらえたに違いない。ニコとのファイトも面白かった。だからこそよけいに、ニコに起こった出来事が残念でならない。次の戦いは韓国...
ニコ・ロズベルグ (リタイア)「このようなかたちで週末を終えるのは残念だ。クラッチにトラブルを抱えていたために、いいスタートが切れなかったが、セーフティカーピリオドとなったオープニングラップ中にタイヤ交換をする戦術は正解だった。おかげでポジションを回復して、6番手を走行することができた。だが、スティントがかなり長かったので、タイヤにダメージを受けていた。いいペースで走るのは容易ではなかったが、どうにかミハエル(シューマッハ)を抑えることができた。その後、リアの何かが壊れてコントロールを失いタイヤバリアに突っ込んでしまった」ロス・ブラウン「今日は両ドライバーともに力強いレースを見せてくれた。それだけに、ニコがフィニッシュできなかったことが悔やまれると同時に、フラストレーションの原因ともなっている。当初は彼の状態が心配されたが、幸いなことに身体的にはまったく問題なかった。あのアクシデントの前は、セーフティカーピリオド中にタイヤ交換を済ませるという作戦が功を奏して、良好なポジションを走行していた。ミハエルは、スタートが素晴らしく、ニコと同様にいいレースをしてくれた。ニコとミハエルは、数周にわたって6番手争いを演じた。実に面白いバトルだった。ニコのアクシデント原因について、すぐに詳細な調査を実施する」ノルベルト・ハウグ「ミハエルの6位フィニッシュは満足すべき結果だ。彼の前でチェッカーを受けた5名は、すべてチャンピオンシップに絡んでいる。ミハエルは予選中、マイナーなメカニカルトラブルに見舞われ、ベストの走りができなかった。また、チェッカーまで6周というところでニコにアクシデントが発生したのはたいへん残念。チームとして彼に申し訳ない気持ちで一杯だ。アクシデントの原因については、若干の調査が必要であり、現時点では特定できない。ニコは素晴らしいレースを見せてくれた。また、オープニングラップ中にタイヤ交換に踏み切った戦術も、非常に良かった。ミハエルは、しっかりとしたテクニカルベースさえあれば素晴らしいパフォーマンスを披露できることを証明した」関連:F1日本GP:優勝はセバスチャン・ベッテル、小林可夢偉7位!
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