メルセデスF1は、2025年からアディダスのパートナーシップを結び、今シーズン限りで衣料品ブランドのトミー・ヒルフィガーやレーシングギアサプライヤーであるプーマとの契約を終了すると報じられている。2018年からトミー ヒルフィガーと公式アパレルパートナー契約を結んできたメルセデスだが、同ブランドと密接に協力していたルイス・ハミルトンが今シーズン限りでチームを退団して来季からフェラーリへと移籍する。また、メプーマとも契約を発表していたが、それも終了になるようだ。
Daily Mailは、2025年からアディダスがレジャーウェアとチームのレーシングギアの両方を提供すると報道。このパートナーシップにより、チームはルイス・ハミルトンがいなくても十分な商業的価値があることを示したいと考えている。アディダスと提携することは、これを示す前向きな指標だ。アディダスは、ビザ・キャッシュアップRBのタイトルスポンサー就任の噂もあったが、結局は噂のままで終わった。数千万ドル相当の取引アディダスとの契約には、メルセデスに約600万ドルをもたらしたプーマとトミー ヒルフィガーとのコラボレーションよりも多額の金額がもたらされると推定されている。チームはパートナーシップ期間中に年間1000万ユーロを追加できると予想されている。アディダスにとって、メルセデスとの提携は素晴らしいパートナーシップだ。先週、70年以上ぶりにドイツサッカーチームのユニフォームを生産しないことが発表された。一方、2024年シーズンにメルセデスは波瀾万丈の日々を送っている。ルイス・ハミルトンが今季限りで離脱し、その後任については不透明な部分が多い。その上、今季のメルセデスは決して調子がいいとは言えない。3レースを終えてわずか26ポイントで、ランキングはアストンマーティンをわずかに上回る4位だが、トップ3からは大きく離されている。まだ2024年シーズンが始まったばかりであるため、発表が正式になるまでには数か月待たなければならないだろう。
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