メルセデスF1チームは、噂されたサイドポッドがほとんど存在しない“セロポット”を備えたW13でF1バーレーンテストに登場した。F1バーレーンテストを目前に控え、Corriere dello Sportは、メルセデスF1がサイドポッドがないW13をバーレーン・インターナショナル・サーキットに持ち込んでいると報道。
そして、3月10日(木)のF1バーレーンテストの開始に備えてメルセデスF1が持ち込んだW13は、サイドポッドがまったくないとは言わないが、これまでの常識を覆す、非常にナローなボディを備えたW13を登場させた。Corriere dello Sportによると、メルセデスF1は、シミュレーターでのテストでパフォーマンスの“巨大”な上昇を示した後、サイドポッドは「なくなった」と説明している。「それはほぼ完全に側面のない車であり、その消失は、ボディワークの最も高い領域でのラジエーターの想像的で効果的な配置を伴うことになるだろう」とし、サイドポッドのない設計は「すでに伝説的な進歩を遂げた、印象的なシミュレーター性能」を示しているとCorriere dello Sportは伝えた。メルセデスF1は、デザインを進める前にFIA(国際自動車連盟)に“実説的な説明”を求めたとしており、バーレーンでそのデザインを走らせた場合に抗議につながるかどうかは不明となっている。
全文を読む