メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフは、ルイス・ハミルトンが2連勝した後、メルセデス W12は“シーズンで最高の状態にある”とレッドブル・ホンダF1に警告した。レッドブル・ホンダ RB16Bは、シーズンの大部分で優位に立っていたが、マックス・フェルスタッペンは、残り2戦でルイス・ハミルトンをわずか8ポイントしか上回っておらず、ハミルトンはブラジルとカタールで2連勝を挙げて勢いに乗っている。
トト・ヴォルフは、最後の2レースで物事が有利に振れる可能性があると確信している。「残り2レース、そして、2つのチャンピオンシップはまだ決定していない」とトト・ヴォルフは語った。「シーズンのこの段階でまだ戦いに参加できていることに興奮している。初夏に我々がどの位置にいたかを見れば、特権であり、回復力の証だ。どちらのタイトルも広くオープンであり、我々のミッションは明確だ」「前戦カタールではルイスが完璧なドライブを行い、レースを最初から最後まで指揮していたし、バルテリも不幸なパンクが彼を争いかれ出すまで、力強く挽回していた」「最近このクルマは好調であり、おそらくオールシーズンで最高の状態にある。ドライバーは自信を持って限界までプッシュしている」「最終決戦にむけて励みになり、前進するための強い勢いを与えてくれる」F1はまったく新しい会場と国に向かう。レッドブル・ホンダF1は、高速で流れるようなストリート・サーキットで開催されるF1サウジアラビアGPではメルセデスF1が有利だと考えている。「ジェッダはもう1つのまったく新しい挑戦だ。まったく新しい道を歩み、金曜日に確実に走り出すために舞台裏で多くの作業が行われている。セッションは不可欠であり、最初の段階でできるだけ多くの情報を入手しなければならない」とトト・ヴォルフは語る。「長い全開セクションといくつかの高速コーナーを備えた高速ストリートサーキットでだ。バリアが並んでいるため、リスクと報酬が高くなる」「我々はこれまで以上にモチベーションを高めており、チャンスがあると期待している。サウジアラビアでのデビューグランプリを楽しみにしている」
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