メルセデスF1のトラックサイドエンジニアリングディレクターを務めるアンドリュー・ショブリンは、F1メキシコGPでのレッドブル・ホンダとの厳しい戦いを予想していることを認める。2021年のF1世界戦選手権も残り5戦。ドライバーズ選手権ではマックス・フェルスタッペンが12ポイント、コンストラクターズ選手権ではメルセデスが23ポイントリードしているが、両チームの実力は拮抗しており、今後のレースではサーキットがどちらのチームに適しているかにも依存することになる。
F1メキシコGPが開催されるエルマノス・ロドリゲス・サーキットは高地に位置し、特にホンダのF1パワーユニットに有利な展開となってきた。「メキシコに目を向けると、過去に彼らに適し、ホンダのパワーユニットに適したトラックだ」とアンドリュー・ショブルンは語った。「しかし、それにもかかわらず、我々はまだ能力を最大限に発揮しているマシンで到着しており、ルイスとバルテリが最高の仕事をすることを可能にするクルマを与える必要がある」「我々が取り組んでいるのはそれだけだ。レッドブルがどこにいるかについてはあまり心配していない」メルセデスF1がメキシコでレッドブル・ホンダを驚かせることができるかどうか質問されたアンドリュー・ショブリンは「正直なところ、今日(アメリカ)のように彼らにレースをすることができれば、それはおそらく我々たちが想像できる最良のシナリオだ」とコメント。「やるべきことはたくさんある。パワーユニットの運用に関して、かなり異なるサーキット、かなり異なる異なる環境だ」「だが、ペースが大きく外れたサーキットはそれほど多くなかった。我々はモナコで苦労し、バクーで苦労し、オーストリアの第2戦でも少し苦労したが、挑戦できる場所やポールに挑戦できる場所は他にもある」「私が言ったように、我々は過去にそこで苦労したことを知っている。そして、我々は来週かそこらで何に取り組む必要があるかを知っている、そして、それが我々が張り切って取り掛かっていくことだ」