メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフは、レッドブル・ホンダのチャレンジャーとしての立場は“とても楽しい”と語り、チームは2013年以来なかったくらいその挑戦に“興奮している”と語る。F1バーレーンGPでは、ルイス・ハミルトンがメルセデスF1にシーズン初勝利をもたらしたが、バーレーンの週末ではレッドブル・ホンダが最速のマシンであり、メルセデスF1の連覇にストップをかける可能性を示唆した。
ローレーキ哲学を採用するメルセデスF1は、今季マシン『W12』がダウンフォースを削減することを目的とした今季のレギュレーション変更の影響を受けたことを認めている。しかし、トト・ヴォルフは、メルセデスF1のスタッフたちは、レッドブル・ホンダを追いかける挑戦者としての新しい立場を受け入れていると語る。「ある意味、チーム内には新しい状況をとても楽しんでいるという感覚がある」とトト・ヴォルフは語った。「理論上では、レッドブル・ホンダがおそらくすべてのパッケージで先行している」「我々はそこに追いつく必要がある。ベストを尽くして、パフォーマンスを向上させる必要がある。だが、厳密に言えば、我々はコースで2番目に優れている」トト・ヴォルフは、メルセデスF1の新たな立場が、チームに2013以来となる新鮮なエネルギーを吹き込んだと語る。2013年はトト・ヴォルフが初めてメルセデスF1の指揮をとった年であり、レッドブルが最後にタイトルを獲得した年だ。「追いかける立場は非常に楽しい。新しいシチュエーションであり、我々はこの機会を受け入れている」とトト・ヴォルフはコメント。「2013年以来なかったことだ。そして、私は2013年が大好きだった。チームに最初に参加したときと同じ“興奮”を感じている。当時はレッドブルが支配していた。彼らはチャンピオンシップを4連覇していた」
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