メルセデスF1は、バルテリ・ボッタスとジョージ・ラッセルがそれぞれのInstagramのプロフィールから所属チームを削除したというニュースに面白おかしく反応してみせた。Expressは「先月、ボッタスのInstagramバイオには、メルセデスのF1アカウントへのタグが付いていましたが、その後削除された。その間、ラッセルはウィリアムズについての言及をすべて彼のバイオから削除しました。これは現在『フォーミュラ1ドライバー』とだけ書かれている」と伝えた。
このストーリーは、バルテリ・ボッタスがチームとすでに契約を結んでいるにも関わらず、ジョージ・ラッセルが2021年にボッタスに代わってメルセデスF1に加入する準備ではないかとの憶測を呼んている。そして、F1サヒールGP直後というそのタイミングは、ジョージ・ラッセルのメルセデスF1での印象的な競争力のあるデビューに関連していた。新型コロナウイルスに感染したルイス・ハミルトンの代役としてメルセデスF1からサヒールGPに出場したジョージ・ラッセルは、バルテリ・ボッタスからわずか0.026秒差でポールポジションを逃したが、決勝ではスタートでボッタスを打ち負かし、セーフティカーのダブルピットストップでの作業ミスが発生するまでレースをリードしていた。その後、ジョージ・ラッセルは、結局タイヤ交換できるずに古いハードタイヤを履いていた影響もあるかもしれないが、バルテリ・ボッタスをコース上でオーバーテイクし、終盤にパンクが発生して脱落するまで2番手を走行し、セルジオ・ペレスを捕らえていた。メルセデスF1は、「Instagramのバイオグラフィーに過ぎない。考えすぎないように」と絵文字を付けたプロフィールに変更いsてファンに深読みしないことを促した。しかし、どのような噂が生み出されているかを把握しているにも関わらず、両方のドライバーのアカウントのプロフィールは変更されたままだ。これからどのようなことが起こるかは時間だけが教えてくれるが、特にバルテリ・ボッタスにとって8位でレースを終えたことは、自分が2021年の契約を維持する上でチームが正しい決断をしたことを示すという権威を失った。メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフは、F1サヒールGPでバルテリ・ボッタスが“輝かなかった”と認め、話し合いをすると語っている。ボッタスは過去3戦でいずれも8位以下でフィニッシュしている。同時にトト・ヴォルフは、ルイス・ハミルトンとジョージ・ラッセルという潜在的な英国人ラインアップについて以下のように語っている。「ジョージはウィリアムズのドライバーであり、彼はウィリアムズにサインアップしている。私たちのドライバーのラインナップはバルテリとルイスであり、そのタイミング(2021年)が現実的な状況だとは思わない」とトト・ヴォルフはコメント。彼はウィリアムズのドライバーであり、ウィリアムズの契約書にサインした。我々ドライバーのラインナップはバルテリとルイスです」とトト・ヴォルフは語った。「だから、現時点ではそれは現実的な状況とは考えていない。しかし、チーム内の2台が面白い状況になり、我々全員にとってもう少しワイルドな経験になるかもしれないということは理解できる」「おそらく将来それは起こるだろう。今、我々は将来がどうなるかを見極める必要がある。正直なところ、それが我々にとって何を意味するかは決心していない」
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