メルセデスF1のチーム代表トト・ヴォルフとトラックサイドエンジニアリングディレクターを務めるアンドリュー・ショブリンがF1 70周年記念GPの決勝レースを振り返った。予選では圧倒的な速さをみせたメルセデスだったが、決勝ではタイヤのブリスターに苦しめられた。レッドブル・ホンダに匹敵するレースペースを発揮できず、ルイス・ハミルトンが2位、バルテリ・ボッタスが3位でレースを終えた。
「マックスとレッドブルのシーズン初勝利を祝福したい」とトト・ヴォルフはコメント。「我々にとっては困難な一日だった。特定のコンディションでは望んでいるほど競争力が高くいことはわかっていたし、今日はそれが出てしまった。暑いコンディション、ハイダウンフォースのマシン、柔らかいコンパウンド、高いタイヤ圧の組み合わせによって、今日の我々は最速のマシンではなかったし、他チームよりもタイヤにはるかに多くのブリスターが出ていた」「今日の問題を引き起こした原因を正確に突き止め、解決策を考え出すために数日あるし、バルセロナの金曜日にそれらをテストし、日曜日にはもっと良いレースができることを願っている。それはチャレンジングなことだが、我々は過去にそのような日々を過ごし、強くなってきた。バルセロナを楽しみにしている。我々が負けた日は、我々が最も学ぶことができる日だ」アンドリュー・ショブリンは「勝利したマックスとレッドブルは見事だった」と語る。「今日の我々は彼らと競争することができなかったし、かなり早い段階から2位と3位よりも後退しないことを確実にするためにダメージリミテーションモードに入っていた」「今日のパフォーマンスを理解するためにバルセロナまでにやなければならない仕事があるのは明らかだ。我々はライバルよりも明らかにブリスターが発生しやすかったし、すべてのマシンが我々よりも良い状態に見えた」「しかし、うまくいかない日は常に最大の学習ステップをもたらすものであり、我々はすぐにその挑戦に気合いを入れて取り組んでいく。バルセロナの天気予報はここよりもさらに暑くなるようなので、この問題を解決することに時間をかけてはいられない」関連:F1 70周年記念GP 結果:マックス・フェルスタッペンが今季初優勝!ホンダF1勢は3台が入賞!
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