メルセデスのF1チーム代表を務めるトト・ヴォルフは、最近のアストンマーティンの投資は、今後の見通しに対する株価の下落を考えれば、投資家として正当な行為だと語る。今月初め、トト・ヴォルフが個人的にアストンマーティンに3700万ポンド(約49億8000万円)を投資したことが明らかになった。
トト・ヴォルフのアストンマーティンへの関与は、彼の友人でありレーシング・ポイントF1チームのオーナーであるローレンス・ストロールが、投資家のコンソーシアムを結成して自身がアストンマーティンのエグゼクティブチェアマンに就任していたことから、多くの推測のもとになった。「現在、在庫は非常に少なく、新しいプロダクトラインは素晴らしい」とトト・ヴォルフは Österreich に語った。「F1とは何の関係もない、自動車メーカーへの個人的な投資だ。新型コロナウイルス後、人々が再び自動車を購入するときには通常に戻るだろう」トト・ヴォルフは、アストンマーティンとの取引はメルセデスにとっても納得できるものであると語る。メルセデスの親会社であるダイムラーもアストンマーティンに出資している。「我々は新しいエンジンを新しいアストンマーティンF1チームに供給するし、メーカーの量産車にも同じことをする」「アストンマーティンのロードカーにはメルセデスエンジンが搭載されている。ダイムラーはアストンマーティンの株式の5%を保有している」トト・ヴォルフを、アストンマーティンでの役職に結びつける噂について、彼の旧友である故ニキ・ラウダの言葉を借りた。「まったくのでたらめだ!」
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