メルセデスは、2020年F1マシン『W11』のF1エンジンを初始動。ソーシャルメディアでそのサウンドを公開した。2014年にF1にV6ターボハイブリッドが導入されて以来、ドライバーズ選手権とコンストラクターズ選手権の両方のタイトルを6連覇してチャンピオンシップを支配してきたメルセデス。今年もルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスのコンビでタイトル防衛に挑む。
メルセデスF1チームは1月28日(火)、テストベンチで稼働させてきたエンジンを2020年F1マシン『W11』に搭載して初始動させたことを報告。全チームで初めて2020年F1マシンでのファイヤーアップ時のエンジンサウンドを公開し、開発が順調に進んでいることを示した。W11が予想よりもさらに高いパフォーマンスを示していると報じられている。メルセデスF1チームは、2020年F1マシン『W11』のシェイクダウンを2月14日にシルバーストンで実施する。一般公開イベントではないが、メルセデスは動画、技術情報、マシンの画像などを当日に公開する。メルセデスの2020年型F1パワーユニット『M11 EQ Power+』は、今年もウィリアムズ、そして、レーシングポイントの2チームに供給される。メルセデスは、2014年からコンストラクターズ選手権を6連勝中であり、7連覇を達成すれば、2004年にフェラーリが記録した6連覇を越える。また、今シーズン、メルセデスのドライバーがタイトルを獲得すれば、メルセデスは、1968~1974年にフォード・コスワース以来、初めてドライバーズ選手権で7連覇を達成したエンジンメーカーになる。 この投稿をInstagramで見る Mercedes-AMG F1(@mercedesamgf1)がシェアした投稿 - 2020年 1月月28日午前8時00分PST