メルセデスは、今週末のF1モナコGPでニキ・ラウダのオマージュとして赤のペイントを施したヘイローを走らせることを発表した。3度のF1ワールドチャンピオンであり、メルセデスの非常勤取締役を務めていたニキ・ラウダは、今週20日(月)に70歳でこの世を去った。
メルセデスはF1モナコGPでニキ・ラウダに敬意を表することを即座に決定し、木曜日のプラクティスではマシンのノーズに“Danke Niki(ありがとう、ニキ)”のメッセージとニキ・ラウダのサイン、そして、エンジンカバーに散りばめられた星のひとつを赤にしていた。メルセデスは、さらなる敬意として、ヘイローを赤に変更することを発表。また、オンボードカメラに映るヘイローの内側にメッセージを掲載する。チームはさらなるオーマージュを計画しているという。メルセデスだけでなく、他チームの多くのチームもF1マシンにニキ・ラウダへのオマージュを掲載。1984年にニキ・ラウダがタイトルを獲得したマクラーレンは、ノーズに“#RIPNiki”のメッセージ、エアボックスに1984年のタイトルを称えるデザインを掲載する。