メルセデスは、バルセロナで行われたインシーズンテスト初日に新型シャシーとアップグレード版パワーユニットを持ち込んだ。F1スペインGPで前人未到の開幕5戦連続1-2フィニッシュを達成した2日後、メルセデスのバルテリ・ボッタスはラップレコードからわずか0.1秒以内のベストタイムでタイムシートのトップに立った。
「今日のテストは本当にいい感じだった」とバルテリ・ボッタスはコメント。「僕たちは多くの周回数を走り込んで、多くのことを学んだ。プログラムはタイヤとセットアップに焦点を置いていた。今日の気温や風の状況と同様のコンディションでのレース週末で多くのデータを収集していたので、セットアップ比較をいい感じに行うことができた」「マシンでいくつか新しいメカニカル面のテストアイテムもあったい、それを試すのは興味深かった」「長い週末の後でも全員が本当にいい仕事をしていたし、また成功した一日となった」メルセデスのチーフレースエンジニアを務めるアンドリュー・ショブリンは、シャシーとパワーユニットの両方で新しい開発物をテストしていたことを明らかにした。「バルテリとトラブルフリーな一日を過ごし、プログラムの大部分を消化することができた」とアンドリュー・ショブリンはコメント。「今はテストの日数は非常に限られているため、常に非常に忙しいプログラムを進めなければならに。今シーズンでテストをするラストチャンスなので、すべてが予定通りに到着することが重要になる」「シャシーとパワーユニット側にいくつかの開発物を持ち込んだ。それは今後数戦でレースカーに投入できることを期待している。モナコとモントリオールで登場する軟らかいコンパウンドでのロングラン作業でもセットアップ作業に取り組んだ」「明日はニキータ(マゼピン)がクルマに乗る。彼は過去数カ月にわたって我々と作業をしてきたが、今回がW10での初走行になる。彼のために忙しいテスト日がラインナップされている」関連:F1バルセロナテスト 1日目 結果 | バルテリ・ボッタスがトップタイム