メルセデスのF1チーム代表トト・ヴォルフは、ホンダのF1エンジンは“大幅な前進”を果たしたと感じており、レッドブル・レーシングは直線スピードという点で昨年とは“非常に異なる”印象を受けたと語る。マックス・フェルスタッペンは、F1オーストラリアGPの予選でフェラーリ勢に割って入る4番グリッドを獲得。ホンダのF1パワーユニットに搭載された“予選モード”の効果を実感したと語っていた。
マックス・フェルスタッペンのベストタイムは、ポールポジションを獲得したルイス・ハミルトンから0.834秒差だったが、ルノーのF1エンジンを搭載していた昨年は0.7秒差であり、実際には差は若干大きくなっている。しかい、ホンダのF1エンジンについて質問されたトト・ヴォルフは「ホンダは確実に大幅な前進を果たしたと感じた」と Autosport にコメント。「スピードトレースを見れば、レッドブルは以前とは非常に異なって見える。彼らはストレートで非常に速い。それが見られるのは良いことだ」「我々は彼らが戦いに絡んでくることを望んでいるし、素晴らしい戦をしたいと思っている」「今日もマックスは見事にクルマを走らせていたし、クルマからタイムを搾り出していた。彼らがフェラーリや他との戦いに絡んでくるならば、それはスポーツが必要といることだ。我々はその挑戦を受け入れる」マックス・フェルスタッペンは、ホンダのF1エンジンは励みになっているとし、すでにプレシーズンテストからルノーと比較して違いを感じていると語っていた。オーストラリアでもそのポジティブな部分は続いており、マックス・フェルスタッペンはホンダのF1エンジンは“本当にいい感じ”で“満足している”と語った。「パワーという点で僕たちにどれくらい競争力があるかは明日になればわかるけど、とてもスムーズだし、僕たちは本当に協力してうまく仕事をしている」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「ホンダに不満はまったくない。彼らは本当に懸命に仕事をしているし、本当に集中している」「トラブルはまったくないし、本当にポジティブなフィーリングを与えてくれているし、ドライビングの楽しさも与えてくれている」レッドブル・レーシングのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、ホンダのF1エンジンでの初めての予選でフェラーリ勢に入ることができたのは“良いスタート”だと語っていた。「全員にとってのサプライズは、メルセデスがいかには速いかということだ。彼ら自身でさえそうだったと思う」とクリスチャン・ホーナーはコメント「彼らは少しショックを受けていると思う。今後、それがここでの固有のものなのか、様々なサーキットでもそうなのかわかるだろう」
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