メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフが、F1中国GPでの挽回を誓った。メルセデス優勢という予想の元で開幕した2018年のF1世界選手権だったが、過去2レースを制したのはフェラーリだった。メルボルンではバーチャルセーフティカーという運があったものの、バーレーンではフロントローの独占を許し、レース戦略でも逆転することができなかった。
「我々が望んでいたシーズンのスタートではない」とトト・ヴォルフはコメント。「2戦連続で1台がダメージリミテーションを行い、もう一台が勝利を失った。どちらのレースもわずかなマージンによって決まったが、それも良くない。実際、それによってより多くのフラストレーションを感じているかもしれない」「2018年の競争はかなり接戦であり、すでにメルボルンで今年のタイトル争いは不完全であったり、ミスをする余地はないことを強く思い起こさせた。バーレーンは完全に異なるレース展開だったが、様々な理由で敗北を喫することになったし、そのメッセージは同じままだった。今年勝つためにはベストを尽くす必要がある」バーレーンではフェラーリのキミ・ライコネンがリタイアしたにも関わらず、コンストラクターズ選手権でメルセデスは10ポイントのリードを許している。「バーレーンのチェッカーフラッグ後、我々のチームは正しい反応をみせたと思う。ダブル表彰台に満足する代わりに、全員があの2位と3位はレッドブル勢とキミがレースを脱落することを期待しなければならない最小限の結果だと認識していた。そこで我々は中国に向けて改善し、より強くなって戻るためにバーレーンで何がうまくいかなかったかの分析を開始した」「この2連戦をかなり嬉しく持っている。再びレースをするまで長く待たなくてもいいからだ。上海は過去に我々が得意とするサーキットだったし、過去数週間の間違いを正し、メルセデスに相応しいパフォーマンスを示すチャンスを得られることを期待している」関連:2018年 F1中国GP テレビ放送時間&タイムスケジュール