メルセデスF1チームは、2018年のF1世界選手権でパスカル・ウェーレインとジョージ・ラッセルの2名を公式リザーブドライバーに起用することを発表した。昨年までザウバーのレースドライバーを務めていたパスカル・ウェーレインだが、F1でレースシートを獲得することができず、今季は2015年にチャンピオンを獲得したDTM(ドイツツーリングカー選手権)にメルセデスから復帰を果たす。
当初は契約解消も噂されていたパスカル・ウェーレインだが、メルセデスはF1チームへの関与を継続していくことを明らかにしており、2019年のF1シート復活を目指す。パスカル・ウェーレインは、DTMのノリスリンクとミサノがそれぞれF1フランスGPとF1ベルギーGPと日程が重なっており、その週末はジュニアドライバーのジョージ・ラッセルがリザーブドライバーの役割を担うことになる。現役GP3チャンピオンのジョージ・ラッセルは、今年ARTグランプリからF2選手権に参戦する。昨年、ジョージ・ラッセルはF1ブラジルGPとF1アブダビGPでフォース・インディアから金曜フリー走行に出場。そのままフォース・インディアのリザーブドライバーに就任するとみられていたが、同チームはニコラス・ラティフィを起用していた。
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