F1ブラジルGPの金曜日のセッションを終えた夜、マイクロバスに乗ったメルセデスのチームメンバーがサンパウロで銃口を突きつけられ、強盗に襲われるごいう事件が発生した。強盗事件はマイクロバスがインテルラゴス・サーキットを出発し、ホテルに戻る道中に発生した。幸いにもこの事件で負傷者は出ておらず、バスに乗っていたチームメンバー全員が無事にホテルに帰ることができたが、マイクロバスからは貴重品が盗まれたという。
メルセデスのルイス・ハミルトンは、事件についてTwitterでコメント。今後のセキュリティ改善を求めた。「昨夜、ブラジルのサーキットを出発した後、僕のチームの何人かが銃口を突きつけられてホールドアップさせられた。銃弾が発射され、みんなに銃口が突きつけられた。本当に腹が立つ。今日、動揺しながらもプロとしてここで仕事をするみんなに祈りを捧げてほしい」「ここでは毎年このようなことが起こっている。F1もチームも、もっと取り組むことがあるはずだ。言い訳はなしだ!」2010年には当時マクラーレンのドライバーだったジェンソン・バトンがサーキットからホテルに戻る途中に強盗に襲われているが、その際も負傷者は出ていない。2007年にはトヨタもチームバスがサンパウロの同じようなエリアで事件に遭っている。インテルラゴス・サーキット周辺は日中やセッションが行われる前にかけて厳重警備されているが、チームスタッフやその他の職員がサーキットを離れる夜の遅い時間は警備が手薄になる。関連:・メルセデス、スタッフがメキシコで強盗被害 - 2016年10月30日・ジェンソン・バトン、ブラジルで武装集団の襲撃を免れる - 2010年11月7日
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