メルセデスは、2017年のルイス・ハミルトンのチームメイトをパスカル・ウェーレインとフェルナンド・アロノソの2択で議論しているようだ。メルセデスは5日(月)、首脳陣がブラックリーのファクトリーに集まり、ニコ・ロズベルグの後任についての議論を開始した。理論的には、メルセデスの育成ドライバーであうパスカル・ウェーレインを昇格させることが濃厚だと考えられている。
だが、複数の情報源はフェルナド・アロンソをマクラーレン・ホンダから引き抜くことも議論されているという。フェルナンド・アロンソと同じスペイン出身のペドロ・デ・ラ・ロサは「アロンンの移籍の可能性は50%だと思う」と Cadena Ser コメント。「僕がこう言うのは、状況がどう動くかについてわかっているからだ」「トップチームは常にベストを起用する必要がある」だが、2007年のルイス・ハミルトンとの確執を考えて、メルセデスがフェルナンド・アロンソはないとの見方もある。しかし、ペドロ・デ・ラ・ロサは、フェルナンド・アロンソとルイス・ハミルトンはそれ以降“たいへん成熟している”と述べた。一方、スペインの Marca は、マクラーレンのザク・ブラウンとエリック・ブーリエが、フェルナンド・アロンソと会談を行い、アロンソのマクラーレン、そして特にホンダへのコミットメントを再確認したと報じている。ザク・ブラウンとエリック・ブーリエは、二人ともフェルナンド・アロンソがマクラーレン・ホンダに満足しているとメディアに語っている。El Mundo Deportivo もその意見に同意しており、実際にメルセデスがジュニアドライバーのなかで最も経験のあるパスカル・ウェーレインと契約目前だと報じている。パスカル・ウェーレインは「僕よりも2017年タイヤを経験しているドライバーはいない」と TZ にコメント。「決定はボスに委ねられているし、僕は最高のオプションを探すというプロセスを尊重している」パスカル・ウェーレインは、2017年のフォース・インディアのシート候補だったが、同じメルセデスの育成ドライバーであるエステバン・オコンに敗れている。メルセデス、フェルナンド・アロンソを候補として検討