メルセデスは、3日間の2017年F1タイヤのテストを終了。フランスのポール・リカールで286周を走破した。8月のフェラーリとレッドブルのテストに続き、今週メルセデスは2017年サイズのF1タイヤを初テスト。マノーのドライバーを務めるパスカル・ウェーレインが、2017年のダウンフォースレベルに合わせて改良されたメルセデスW05を走らせた。
初日の火曜日に134周を走行したパスカル・ウェーレインは、水曜日に89周、最終日にさらに63周を走り込んだ。同じ時期にフェラーリもスペインのカタロニア・サーキットで2日間のテストを実施。キミ・ライコネンとセバスチャン・ベッテルが火曜日と水曜日の2日間で267周を走り込んでいる。ピレリのモータースポーツ・ダイレクターを務めるポール・ヘンベリーは、アブダビの最終テストまでにコンセプトをまとめようとしており、現在のプロトタイプタイヤは、最終的な製品からはほど遠いと述べている。次回のピレリの2017年F1タイヤテストは、9月21〜22日に行われ、ポール・リカールでメルセデスがウェットタイヤをテストする。