メルセデスのモータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフは、ニコ・ロズベルグと新たな契約を交渉することをプライオリティだが、それが実現しなかった場合はフェルナンド・アロンソが選択肢であることを認めた。F1スペインGPで昨年からの7連勝が途絶えたニコ・ロズベルグは、今シーズン末で現契約が満了するとされている。
しかし、ダイムラーのディーター・ツェッチェ会長は「両方のドライバーが来シーズンの契約下にある」とバルセロナで述べた。だが、トト・ヴォルフがまだ交渉をしていることを明かしていることを考えると、それは事実ではないかもしれない。フェルナンド・アロンソが、昨年メルセデスに移籍間近だったと主張していることについて質問されたトト・ヴォルフは「フェルナンドは彼のオプションを調査しており、そのひとつがメルセデスだった」と El Mundo にコメント。「彼らは我々と話をしたが、我々はルイスと契約を更新しようとしている間は他のドライバーとは話さないと約束していたので交渉はできなかったし、しなかった」「フェルナンドは史上最高のドライバーのひとりであり、私は彼の性格を気に入っている。だが、現在のプライオリティはニコだ。彼が更新を望まなければ、我々はフェルナンドのような他のオプションを検討していくだろう。彼(アロンソ)の年齢は問題ではない。彼のスピードとモチベーションはまだそこにある」関連:フェルナンド・アロンソ 「2015年のメルセデス加入について交渉していた」
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