メルセデスのモータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフは、メルセデスが将来にむけてマックス・フェルスタッペンをレーダーに捕らえていることを認めた。父親のヨス・フェルスタッペンは、トロ・ロッソでのF1デビューはマックス・フェルスタッペンにとって適切だとする一歩王で、2017年には息子を“トップマシン”に乗らせたいと考えていることを認めている。
昨年、大胆なオーバーテイクで印象的なF1最年少デビューを果たしたマックス・フェルスタッペンは、開幕戦オーストラリアGPで予選5番手を獲得している。「メルセデスとフェラーリははるかに前にいるが、僕たちは“残りのベスト”だと言えると思う」とマックス・フェルスタッペンは述べた。オランダ人の有名テレビ解説者のオーラヴ・モルは、オーストラリアで「マックはチーム代表に大きなアピールをした」と Ziggo Sport Totaal に述べた。ニコ・ロズベルグとの現契約が2016年末までとなっているメルセデスのトト・ヴォルフは、公然とマックス・フェルスタッペンの印象を語っている。「彼にはF1での素晴らしい将来があるのは明らかだ。チャンスがあるのに彼を検討しないのは馬鹿だろう。だが、現時点ではそれは問題ではない」とトト・ヴォルフは述べた。レッドブルは、マックス・フェルスタッペンと2015年以降の長期契約を結んでいる。「マックスが初年度に私を驚かせることはなかった。彼がどれくらい優れているかわかっていたからね」とトト・ヴォルフは述べた。「現在、彼は次のステップにむけて準備ができているのは明らかだ。レッドブルが彼に高い期待を持っているのはわかっているし、マックスが2017年にレッドブルで走らなかったらかなり驚くだろう」