開幕4戦で全勝を成し遂げて負われる立場となったメルセデスだが、第2のシーズン開幕とも言えるF1スペインGPを控え、ただ追われるだけではないと主張した。前戦F1中国GPから3週間のブレークを挟んで開催されるF1スペインGP。序盤4戦ではメルセデスに歯が立たなかったレッドブルやフェラーリといったライベル勢は、ギャップを縮めるためにヨーロッパに戻って作業を続けている。
序盤4戦はエンジンパワーが物をいうサーキットがいくつかあったが、今後は空力やバランスといったクルマの素性が明確になっていくサーキットが続く。メルセデスのモータースポーツ責任者トト・ヴォルフは「バルセロナは、我々のクルマの本当の実力を示すものになるだろう」と Speedweek にコメント。「なぜなら、あそこはレッドブルに向いたタイプのサーキットだからね」「フェラーリも中国では印象的なレースを見せた。それに彼らにはパワーユニットとクルマを同じ屋根の下で開発できるという強みがある」「それに彼らにはアロンソもいる。彼には信じられないほどのパフォーマンスを発揮する能力がある」だが、トト・ヴォルフは、ただ差を詰められるだけではないと自信をみせる。「我々もただ寝ていたわけじゃない。だが、追われているのも事実だ。それを恐れてはいないが、敬意を示したい」
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