メルセデスのモータースポーツ責任者トト・ヴォルフは、F1があまりに遅すぎりので規約を緊急に変更する必要があるとする意見を却下した。トト・ヴォルフは「我々は昨年ポール・ポジションから0.8秒遅かった…で、何の話をしているんだい?」とコメント「我々は素晴らしい技術改革をしている。だが、彼らはF1をけなしている。そのことが議題になっているのか?」
トト・ヴォルフは、シーズン中の規約変更を否定し、変更が可能なのは2015年に向けてだけだと述べた。「変更はされないと思う。一部のチームは『100kgではクルマを効率的かつ速くできないので、あと10kg追加しよう。申し訳ないが、我々はやるべき方法で仕事ができなかった』と言っているようなものだ」とトト・ヴォルフは非難。「この議論全体が馬鹿げている」ニキ・ラウダも、2014年中の規約変更には同意しないと述べた。「レッドブルがずっと優勝していた去年にどうしてすべて変えなかったんだ?」とニキ・ラウダは Autosprint にコメント。ニオ・ラウダは、特にレッドブルの不満に批判的だ。「去年、私は彼のために喜んでいた。でも、今のわたしは彼に『ヘルムート、いつも勝てるわけではない! 新規約は5年前に決まったんだ。既成事実であり、我々はそれを我慢しなくてはならない』と言っている」「今のレッドブルは、楽しくてエネルギッシュというイメージに合った行動をしていない」