メルセデスAMGは、F1ブラジルGPの決勝レースで、今シーズン限りでF1を引退するミハエル・シューマッハが7位入賞。ニコ・ロズベルグは15位でレースを終えた。メルセデスAMGは、142ポイントを獲得してコンストラクターズ選手権5位でシーズンを終了。ドライバーズ選手権では、ニコ・ロズベルグが93ポイントを獲得して8位、ミハエル・シューマッハは49ポイントを獲得して13位だった。
ミハエル・シューマッハ (7位)「なんてエキサイティングで波乱に富んだグランプリだ! 不思議なことに、最後のF1レースはいきなりパンクで始まって順位を落とした。でも、絶対に諦めないのが常に僕の哲学だった。常にチャンスはあるものだし、進み続けて、それがやってきたときに捕まえなければならない。今、7位で僕のF1キャリアを終えたことは不思議な偶然の一致だ。それは308戦前のスパ・フランコルシャンの初めての予選結果だ。それに今日はナンバー7のクルマを運転していたし、僕のキャビネットには7つのワールドチャンピオントロフィがある。3年連続でワールドタイトルを勝ち取ったセバスチャンにおめでとうと言いたい。セバスチャンのことをとても誇りに思っているし、彼のことを思うと本当にぞくぞくする。1周目の序盤に、突然、彼が間違った方向でトラックをふさいでいるのが見えたけど、そのあと僕たち二人はレースで素晴らしい反撃をみせた。彼のパフォーマンスもこつこつとやり続けなければならないことを示していたね。このような難しいコンディションではあったけど、僕の最後のF1レースはとっても楽しかったし、チーム、そして長年にわたって応援してくれた僕のファン全員に改めて感謝の気持ちを表したい。一緒に過ごした時間は本当に楽しかった」ニコ・ロズベルグ (15位)「今日は僕の人生で間違いなく最も長いレースだったよ! スタートはかなり良かったし、トップ8を走っていた。でも、パンクの後、フロアにダメージを負ってしまい、多くのパフォーマンスが失われた。残念ながら、そこから反撃するチャンスはなかった。ここインテルラゴスとテレビで見ているファンにとって素晴らしいレースだったにちがいないし、彼らがショーを楽しんでくれたことを願っている。ワールドタイトルを獲得したセバスチャンにおめでとうと言いたい。とても相応しいと思う。僕自身に関しては、来年、再び攻撃するチャンスを楽しみにしている。今年、一緒に初優勝ができたチームみんなの努力に心から感謝したいし、2013年はさらに前進して、良くなることを楽しみにしている」関連:F1ブラジルGP 結果:優勝はバトン、ベッテルがタイトル3連覇!