メルセデスAMGのチーム代表ロス・ブラウンは、ルイス・ハミルトンの加入の経緯について、ハミルトンのマネジメント会社であるXIXエンターテインメントが交渉を持ちかけてきたことを明らかにした。ルイス・ハミルトンは、今シーズン限りでマクラーレンを離脱し、2013年からメルセデスと3年契約を結んだ。
「ルイスのマネジメントが興味を示し、我々の今後のプランと展開を知りたがっていた」とロス・ブラウンは BBC Sport にコメント。「ルイスの契約が今シーズン限りであることは誰もが知っていたことだし、そこから様々なことが進展していった」「ある時、我々は成し遂げようとしていることや熱望していること、これまで確立させてきたことを説明した。それが、ルイスがキャリアの現段階で必要としており、望んでいるものと一致したんだと思う」ルイス・ハミルトンのメルセデス移籍は、個人スポンサー契約の自由を含めた商業的な部分が大きいとされているが、一方で2014年から導入される予定の新エンジン規約がある。エンジン規約の変更は、メルセデスにとって新たなスタートとなり、成績が向上するチャンスになると報じられている。「ハミルトンは、1.6リッターターボが導入される2014年の新エンジン規約を活用することに賭けたのは明らかだ」と Daily Telegraph は報道。「F1のマニュファクチャラーチームのひとつであるメルセデスは、そのシーズンのためにすべてを投げ打つとみられている」関連:メルセデスAMG、ルイス・ハミルトンとの契約を発表