メルセデスGPは、F1中国GPの決勝レースで、ニコ・ロズベルグが5位、ミハエル・シューマッハが8位だった。ニコ・ロズベルグ (5位)「今回は目の前にあったチャンスを十分に活かせなかったのが残念。マシンパフォーマンスは、格段に良くなった。これからはもっといいレースができるだろう」
「長い間ラップリーダーに立つのは気分がいいものだが、燃費の問題のせいでポジション争いに加わるのが難しかった。(それさえなければ)少なくとも表彰台か、ことによったら最上段に立つのも夢ではなかったかもしれない。チームとして今日の結果から何かを学び取り、次回は確実に結果を残せるようにしたい」ミハエル・シューマッハ (8位)「今日は多くのバトルに絡んだ。実にエキサイティングなレースだった。個人的にはかなり楽しめたし、スタッフのハードワークが報われたことが嬉しい。マシンに関して、大きく前進することができた。パフォーマンスも素晴らしかった。次の戦いは、ヨーロッパラウンド開幕戦だ。イスタンブールでは、アップグレードパーツを投入する予定なので、いっそうの進化に役立つと期待している。プラス思考でアジアラウンドを終えられたのは大きい」ロス・ブラウン「全体的なペースおよびパフォーマンスという点では、自分たちを勇気づけるレースができたと思う。ニコとミハエルは、現状で手にしたものを最大限に活用して、素晴らしい仕事をした。戦略もピットストップも、合格点以上を与えられる。ニコに関しては、途中から燃費を気にしなければならなくなったのが残念でならない。おかげニコは、表彰台は確実というチャンスを失った。フリー走行とレースでは、コンディションもグリップも異なっていたが、なぜ急激に燃費が悪化したのか、その原因を究明する必要がある。明らかに大きな問題であり、ニコはもちろん、チームにとってもフラストレーションの元となった。しかしながら、いい仕事をすれば戦闘力を発揮できることも分かった。今回はそれが最大の収穫だ」ノルベルト・ハウグ「今日のメルセデスには、私の予想をはるかに上回るスピードがあった。一方、燃料消費も予想を上回っており、ニコとミハエルは、多くのラップで省エネ走行を強いられた。あれさえなければ、ニコは表彰台圏内でフィニッシュし、ミハエルももっと多くのポイントを獲得できていたと確信している。両ドライバーともに素晴らしいドライブを披露してくれた。戦略も良く、スタッフはピットストップを見事にやり遂げた。両マシンともに信頼性が高かった。燃費の問題を除くと、すべてがプラスの要素だった。メルセデスGPペトロナスならびにメルセデス・ベンツ・ハイパフォーマンス・エンジンズのスタッフ全員に感謝の言葉を贈りたい。今日はさらにいいリザルトが得られたはずだ。それはそれとして、できるだけ早期に期待どおりの結果をもたらしたい」関連:F1中国GP:優勝はルイス・ハミルトン! 小林可夢偉10位!
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