マクラーレンのCEOを務めるザク・ブラウンは、マクラーレン・レーシングとして参戦する2019年のインディ500は、2年前の初挑戦と比較して“まったく異なる経験になる”と語る。今週、マクラーレン・レーシングはインディ500のオープンテストに参加。トリプルクラウンを目標に掲げるフェルナンド・アロンソは、2年ぶりにインディアナポリス・モーター・スピードウェイに戻る。
2年前のインディ500初挑戦時は、マクラーレンは単なるエントラントであり、フェルナンド・アロンソのマシンはアンドレッティ・オートスポーツによって完全に運営されていた。しかし、今年はカーリンから運営上の支援を受けつつも、マクラーレン・レーシングとして独自に参戦することになる。「2017年は多くの経験を積んでいるマイケル(アンドレティ)が大部分の仕事をしてくれたので楽だった。我々はフェルナンドを素晴らしいレースカーに乗せられることをわかっていたし、短期間のものだった」とザク・ブラウンはコメント。「今回はまったく異なる経験だ。今回はマクラーレンとしての完全な参戦になる」「カーリンの支援を受けてはいるが、それはフェルナンドにチームメイト、データ共有、そのような特性のものを与えるより運用所のものだ。1台体制のチームであり、インディアナポリスで迷子になる可能性もあるので、それは良いこと」「マンス・オブ・メイには、ある種のサポートとチームメイトの要素が必要だ。だからこれは大きな仕事だ」マクラーレンは今月初め、オーバルの環境に慣れるためテキサス・モータースピードウェイでテストを実施している。「これで準備は整っている。シェイクダウンプロセスを実行してから、2台のクルマをダイヤルインして、フェルナンドをインディアナポリスのスピードに戻す必要がある」とザク・ブラウンはコメント。「それは1周くらいで済むはずだが、レースチームとして1周よりも長い時間がかかるだろう。そこは保証できる。スピードウェイをリスペクトしなければならない。すぐに噛むつかれてしまうこともある」「いくつかの素晴らしいチームがそこで苦戦しているのを見てきたし、予選とレースデイが2つの最も重要な日がであることを確認する必要がある」「だからこそ、我々はそれをビルフォアップする必要がある。4月24日を予選とみなさないでほしい。そうではないからね」
全文を読む