4度のインディカー王者アレックス・パロウが月曜日に裁判所に出廷し、マクラーレンをめぐる民事裁判が始まった。パロウは2020年にデイル・コイン・レーシングからインディカーに参戦し、翌年にはチップ・ガナッシ・レーシング(CGR)へ移籍してシリーズ初タイトルを獲得した。
2022年シーズン途中、パロウはCGRが翌年も自分を起用すると発表したプレスリリースを否定し、マクラーレンと契約を結んだと主張。これをマクラーレンもすぐに認めた。この件は同年後半に和解で決着し、パロウはCGRに残留した。その後もCGRで活躍を続け、2025年には通算4度目のインディカー王者となっている。しかし現在、ロンドンで民事裁判が始まり、破談となったマクラーレンとの契約に関する金銭問題が審理されている。報道によるとマクラーレンは28歳のパロウに対して約2000万ドルの支払いを求めている。今月初めにFox Sportsへ語った際、パロウはこの問題を終わらせたいと強調していた。「そろそろ終わりにする時だよね」とパロウは語った。「今年中に決着するのはいいことだと思う」「どう進展していくのか、どういう結末になるのかは当然わからない。裁判は初めてだから、何を期待すればいいのかもわからないんだ。でも、何年かぶりにこのドラマなしでクリスマスを迎えられるのは嬉しい」パロウは一度もマクラーレンのレースカーを走らせたことはないが、2022年のアメリカGPでマクラーレンからF1のFP1デビューを果たし、さらに複数のプライベートテストにも参加していた。
全文を読む