マクラーレンF1チームは、2023年F1バーレーンGPでQ3に進出することができない苦しいスタートとなった。マクラーレンのCEOであるザク・ブラウンは、予選の途中からチームが思うような位置にいないことを確認した。オスカー・ピアストリはデビュー戦の予選でQ1敗退を喫しし、ノリスはQ2進出を果たしたものの、トップ10入りを果たすことはできなかった。
昨シーズンもマクラーレンF1チームは好調なスタートを切ることができなかった。今年もマシンの特性は変わっていなように見えるが、すぐに前進するために戦い、今シーズンも同様の回復を望んでいる。ランド・ノリス(11番手/1分31秒381)「今年最初の予選で11番手というのは、それなりに満足していると言えるだろう。クルマの力をすべて出し切ったと思う。コンマ1秒は残っていたかもしれないけど、順位を上げるにはコンマ2秒必要だった。厳しい予選だった。ミッドフィールドはどこも僅差だった。正直なところ、上位のクルマも含めてね。セッションに入る前に考えていたよりも少しは良かったので、これを糧にしたい。明日は長いレースが待っているし、オーバーテイクもできるコースだから、前に進めるといいね」オスカー・ピアストリ(18番手/1分32秒101)明らかに、我々が求めていた結果ではない。赤旗のせいで少し妥協を強いられたし、2セット目のタイヤでうまくいかなかった。とはいえ、僕にとっては初めてのF1予選だったし、これからのシーズンは長い。宿題をこなして、何ができるかを考えていきたい。明日はまた別の日だ」ジェームス・キー(テクニカル担当エグゼクティブ・ディレクター)「今日は、シーズン最初のとても忙しい予選セッションだった。Q1は赤旗中断とセッション終了間際のスクランブルで、1本目はタイヤの温度が上がらず、2本目は渋滞に巻き込まれ、残念な結果になってしまった。オスカーは機会に恵まれなかったが、彼は週末を通じて良いペースを示しており、ここから挽回できると思っている。彼は最初の予選でとても規律正しい仕事をした。ランドもいい仕事をしてQ2進出を果たしたが、惜しくもトップ10入りを逃した。もう少しパフォーマンスを見つけなければならないことはわかっており、このクルマの構成では、こうなるだろうとずっと言ってきた。だが、今日はとてもとても惜しかったと言わざるを得ない。我々の周りのグリッドは本当に厳しくなっているし、勝負は明日だ。ロングランのペースがあれば、2台ともうまくいって、明日はポイントを狙えるはずだ」