マクラーレン・レーシングのCEOであるザク・ブラウンは、ランド・ノリスが2度のF1ワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソに匹敵するほどの天賦の才能を持つ『フランチャイズ(看板)』ドライバーだと考えている。ザク・ブラウン、チームメイトのオスカー・ピアストリよりも先輩として2023年に向かうチーム在籍5年目のシーズンを迎えるランド・ノリスを高く評価している。
「ランドはフランチャイズドライバーだ」とザク・ブラウンはESPNに語った。「ダートバギーにみんなを乗せて、F1ドライバー全員をレースに参加させたとしたら、彼は先頭に立つだろう」「彼は完全なスターだ。そして、彼は我々を後押ししてくれている」ランド・ノリスはこれまで何度も表彰台に上った経験をもとに、F1での初勝利を目指そうとしており、ザク・ブラウンは彼を元マクラーレンのF1ドライバーであるフェルナンド・アロンソと比較した。ザク・ブラウンは、ランド・ノリスの長所がどこにあると見ているかは秘密にしていない。また、2018年のデイトナ24時間レースで、自身のスポーツカーチームであるユナイテッド・オートスポーツでノリスとアロンソの両方を走らせている。「彼はグリッドの誰にも劣らないと思う。外国のクルマ、外国のコースでデイトナ24時間レースでフェルナンドと対戦させたとき、初日からそう感じた」とザク・ブラウンは説明する。「フェルナンドはこれまでのどのF1ドライバーよりも優れていると思う......そしてランドは彼に匹敵し、時間帯によっては彼に少しばかり勝ったかもしれないし、その逆もまた然りだ」「天賦の才能というものがある。ワンメイクのドライバーの中には、特殊な状況に放り込まれ、すぐにスピードに乗れない人もいる」