マクラーレンは、オランダのダンパーメーカーであるコニ(KONI)とのパートナー契約を延長した。2010年のF1は、給油が禁止されることでドライバーは150kgの燃料を積まなければならず、レース序盤のラップタイムは5秒落ちると予想されている。また、幅の狭いフロントタイヤの導入もあり、空力やマシンバランスに大きな影響を与えるとみられている。マクラーレンは、独自の減衰力自動調整機能を搭載するコニのFSDダンパーに期待を寄せている。
「コニのFSDはインテリジェントなダンパーだ」とマクラーレンのレーシング・マネージャーであるジョナサン・ニールは語る。「FSDはドライバーにより大きな自信を与えるので、彼らは最大限の信頼をもってコーナーをドライブすることができる。それはレーシングカーの限界でプッシュしているとき、常に求めていることだ」