アロー・シュミット・ピーターソン・モータースポーツ(アローSMP)のオーナーであるサク・シュミットは、ホンダのエンジンを継続することは“簡単”なことだと感じていたが、最終的にホンダが供給から撤退するという判断を下したと明かす。先週、マクラーレンは、アローSMPと提携してインディカーにフル参戦することを発表。アローSMPは長年ホンダのエンジンを使用してきたが、最近のF1でのマクラーレン・ホンダの困難な歴史もあり、ホンダはマクラーレンへの供給に消極的だった。
アロー・マクラーレンSMPは、ホンダに代えてシボレーのエンジンを使用する。ホンダから離れることはどれくらい難しいことだったかと質問されたサム・シュミットは「かなり難しことだ。そこには忠誠心があるからね」とコメント。「時間の長さもあるし、多くの成功を収めてきた。彼らは素晴らしいモータースポーツ、そして、OEM(Original Equipment Manufacturer)のオペレーターだ」「彼らが勝っていないとき、彼らは勝つために可能な限りのことをしている。我々はそのキャンプにとどまりたかった」「紙の中心に線を引き、それぞれの面に長所と短所を置いたとき、それはこの取引を行う上で大きなマイナスになった」「反対側には非常に多くのポジティブなものがあったので、本当にわかりやすいものだった」「結局のところ、それはとにかく残念なことだが、最終的には彼らの決定だ」また、サム・シュミットは、2018年に始まったマイケル・シャンク・レーシングとの技術的パートナーシップもホンダからの離脱で終了する可能性が高いことを確認した。「マイケル・シャンクとは素晴らしい長期的な関係を築いたばかりだ」とサム・シュミットはコメント。「彼は質の高い個人だと思う。我々はこの2年間、提携を結んでいた。3年目には選択肢があったが、最も可能性の高いシナリオは、エンジンの状況によって彼は別の道を進まなければならないことになるだろう」
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