マクラーレンは、F1ハンガリーGPの決勝で、カルロス・サインツが5位、ランド・ノリスが9位でレースを終えた。アンドレアス・ザイドル(チーム代表) 「チームにとっては今回も非常に強力な週末だった。最高のスタートを決めたカルロスは本当に印象的な走りを見せた。レース後半にはガスリーを抑え続け、5位を確保するために一切の動揺を見せなかった」
「ランドは不運だった。もっと上位でフィニッシュできそうだったが、ピットストップで左リアのホイールガンにトラブルがあり、そのせいで2つポジションを失い、終盤にはボッタスに抜かれてしまった。この1カ月、現場とMTCを含め、みんなが懸命に仕事をしてきたことが報われている。我々が4番手チームであることは明白であり、12点の貴重なポイントを追加できたことでコンストラクターズ選手権4位の座が強固なものになっている。チームメンバーのひとり一人が夏休みを楽しんでくれればと思う。次の仕事は、みんながバッテリーを充電し、スパでさらに強くなって戻ってくることだ」 カルロス・サインツ (5位)イエス! 今回の5位は7日前の5位よりもはるかにうれしいね。僕たちはレースを完璧に戦った。素晴らしいスタートを切って、素晴らしいペースがあったし、かなりノーマルなレースでトップ5でフィニッシュしてポイントを獲得した。セカンドスティントでガスリーを抑えるのは大変だったけど、彼に近づかれそうになったらいつでも対抗できるようにペースをコントロールしていた。純粋なペースでもレッドブルの一台の前でフィニッシュできた。現場とファクトリーのチームの一人一人に感謝したい。前半戦は僕たちが今シーズンどれくらい進歩を遂げたか示したと思うし、僕たちは今後もそれを続けていかなければならない。もっと近づくことが目標だ。全員が今の状況、コンスタントに結果を出せていることを誇りに思えると思う。来年もっといいクルマを作り、さらに進歩するためには、シーズン後半も学び続けることが重要だ。これから充電してさらに強くなって戻ってくる時間だ。チームに感謝しているし、夏休みを楽しもう!」 ランド・ノリス (9位)「良いスタートだったし、前の人たちをかなり抜けたのは良かった。すぐにガスリーを追い抜いたけど、カルロスがインサイドのどこかにいることはわかっていたので、彼にかなりのスペースを残そうと安全にいった。後から考えてみれば、前を取れたと思うけど、リスクを冒したくなかった。ファーストスティントの7番手はまずまずだったし、ずっとカルロスにくっついていた。その後、ピットに入って、確か左リアだったと思うけど、ちょっと遅れてしまった。基本的にはそこでポジションをすべて失ってしまったと思っている。ペースは良かったけど、最後はメルセデスがちょっと早すぎた。それ以外はまずまずのレースだったと思う」
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