マクラーレンのF1チーム代表を務めるザク・ブラウンは、F1の将来のためにより公平な収入システムと“Bチーム”の明確化が主な関心事のひとつだと語る。3月26日(火)に開催されるF1コミッションとストラテジーグループの会議の場で、リバティ・メディアとFIA(国際自動車連盟)は2021年以降のF1レギュレーションの青写真をチームに提示する予定となっている。
リバティ・メディアは、チームに対してより公平な収益分配システムを導入し、長期的な参戦コストに対処するために予算上限を設けることを熱心に進めている。また、近年ではいわゆる“Bチーム”の台頭も論点となっており、一部チームは他の場所に開発をアウトソースできるレギュレーションを最大限に活用している。トロロッソは昨年のレッドブルRB14のパーツを使用しており、ミッドフィールドのリーダーであるハース、そして、アルファロメオはフェラーリと密接に連携している。「マクラーレンだけでなく、グリッド全体のために平等な競技の場が必要だ」とザク・ブラウンは語る。「それは公平な収入分配を意味します。私はそれが等しくなければならないとは思わないが、公正なものでなければならない。賞金、FOM資金、そしてスポンサーシップを通じて、多くのチームが達成できる現実的な予算の上限が必要だと思っている」「そして、私はF1のDNAは常にコンストラクターであうことだと思ってきた。エキップメントはリスト化されたパーツかコンストラクターが製造したもののどちらか、あるいはリスト化されたパーツを造る能力がないチームを助けたいのであれば、標準化するべきだと思う」「すべてのチームではなく、他のチームに供給しているチームがあるべきではないと思う。そうすることで、より真のF11、真のコンストラクターになるだろうし、すべての人にとってより良い結果になると思っている」また、ザク・ブラウンは、F11チームは今後のレギュレーションについて意見を言うべきではないと考えていると語る。「スポーツの統治は対処される必要があると思っている」とザク・ブラウンは語る。「チームが調整することで、やり遂げようとする多くのレギュレーションやルールが悪化している。チームは発言と投票を行う必要があるが、実現を阻止できいるような極端な発言ではあってはならない」「私はそれがファンが望むものであると思っている。そして、素晴らしいスポーツと同じように、頻繁に異なる勝者、異なるチャンピオンが出てくるべきだ」
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