マクラーレンが苦境に陥っている最大の要因のひとつは“F1への集中力の欠如”にある。そう語るのデンバーク紙 BT の特派員を務めるピーター・ニガールトだ。マクラーレンは、F1史上最高のチームのひとつではあるが、昨年はホンダとのパートナーシップ解消を好転へと導くことができず、フェルナンド・アロンソというスタードライバーも失うことになった。
「その理由のひとつは彼らが集中力を失っていることにある」とピーター・ニガールトと語る。「彼らはあまりに多くものを欲しがっていた。彼らはインディ、GTなどでレースをしたがった。だが、F1こそが彼らのコアな焦点でなければならない」今年、マクラーレンはフェルナンド・アロンソを擁してインディ500に再挑戦。さらにWECにハイパーカールールが導入される2020年からの参入を計画していると言われている。また、マクラーレンは経営陣の権力争いによってロン・デニスが失脚。ザク・ブラウンがCEOを務める現体制でも、レーシングディレクターを務めていたエリック・ブーリエを更迭して、新たにジル・ド・フェランをスポーティングディレクターとして起用。今年はトロロッソのテクニカルディレクターを務めていたジェームス・キーを引き、ポルシェのLMP1チームを率いていたアンドレアス・ザイドルをマネジングディレクターに起用するなど体制面の刷新を図っている。「ビッグチームが、彼らが陥ったような形で負け始めれば、お互いに批判し始めるし、チーム内全体にいさかいが生じてしまう」とピーター・ニガールトは述べた。
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