元F1ドライバーのマーティン・ブランドルは、自動車メーカーのワークスチームでもBチームでもないマクラーレンとウィリアムズは現在のF1で手詰まりになってしまっていると考えている。かつての名門マクラーレンとウィリアムズは、しばらくの間、勝利はおろか表彰台からも遠ざかっており、近年、チーム史上で最悪のシーズンを経験している。
マーティン・ブランドルは、現在のF1ではエンジンメーカーやトロロッソ/レッドブル、ハース/フェラーリのような“Bチーム”の関係なくしては、もがき苦しみ続けることになると考えている。「ウィリアムズ、そして、ある意味マクラーレンの問題は、彼らが近年のF1で必要とされる場所の蚊帳の外にいることだ」とマーティン・ブランドルはオートスポーツ・インターナショナルでコメント。「自動車メーカーチーム、もしくはハースやトロロッソ型のおさがりを着るBチームのどちらかになる必要がある」「ワークスチームでもBチームでもないウィリアムズとマクラーレンは、その空隙に陥ってしまっている」「それが彼らのためにうまく機能するか確かめてみよう。ある意味で私はそれがうまくいくことを願っている」「だが、ハースのようなまったく異なるビジネスモデルのチームと戦うのは大変なことだ。彼らはフェラーリとダラーラから多くのスタッフを手に入れているからね」マクラーレンとウィリアムズは、2019年にどちらもドライバーラインナップを一新。マクラーレンはカルロス・サインツとランド・ノリス、ウィリアムズはロバート・クビサとジョージ・ラッセルとともに新しい時代をスタートさせる。