マクラーレンは、フェルナンド・アロンソの後任として、早ければ16日(木)にもカルロス・サインツの加入を発表すると ESPN が報じている。8月14日(火)、マクラーレンはフェルナンド・アロンソが2019年にF1世界選手権に参戦することを発表。ストフェル・バンドーンはまだ契約延長を発表しておらず、マクラーレンには2つの空席ができることになった。
マクラーレンは、以前よりフェルナンド・アロンソが離脱した場合の計画を立てており、カルロス・サインツやダニエル・リカルドと交渉を行っていた。しかし、ダニエル・リカルドとの交渉は失敗に終わり、ルノーへの移籍が決定。ルノーはニコ・ヒュルケンベルグが2019年もチームに残留することが決定しており、カルロス・サインツはルノーへの移籍の道が断たれることになった。カルロス・サインツは、2017年シーズン途中までトロロッソで戦っていたが、レッドブル・レーシングに昇格する可能性がなかったため、ルノーにローン移籍で加入していた。レッドブル・レーシングは、ダニエル・リカルドがチームを離脱した場合に備えてカルロス・サインツとの契約を維持していたが、以前にトロロッソでチームを組んでいたマックス・フェルスタッペンが加入を拒否しているとも言われている。報道によると、カルロス・サインツは8月16日(火)にもマクラーレンへの移籍が発表され、契約は2年契約になるという。また、レッドブル・レーシングでダニエル・リカルドの後任を務めるのはピエール・ガスリーになるとされている。2019年にマクラーレンで誰がカルロス・サインツのチームメイトになるかはまだ不明な状況となっている。今季、成績を残せていないストフェル・バンドーが放出された場合、育成ドライバーで今季の公式リザーブドライバーを務めるランド・ノリスがそのシートに座ると考えられている。ランド・ノリスは、フェルナンド・アロンソのニュースを受け、自身の公式Twitterで“興味深い!!!”と書かれたアニメを投稿している。だが、そこにはフォース・インディアの動向も絡んでくるかもしれない。ローレンス・ストロールがフォース・インディアを買収したことで、息子であるランス・ストロールがウィリアムズから移籍するとされている。その場合、エステバン・オコンとセルジオ・ペレスのどちらかが他チームでのシート獲得に動くことになる。セルジオ・ペレスはハース、そして、メルセデスの契約ドライバーであるエステバン・オコンはマクラーレンのシートをターゲットにすると噂されている。
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