マクラーレンは、第2回F1バルセロナ合同テストの最終日にフェルナンド・アロンソが走行を担当。序盤にターボの故障によってストップするも、午後から走行を再開して最終的に93周を走行。2番手タイムとなる1分17秒784を記録した。マクラーレンにとって最終日は厳しいスタートとなった。フェルナンド・アロンソは午前9時のセッション開始直後に走行を開始スタートしたが、ターボの問題によってストップ。エンジン交換によって昼休み終了までガレージで過ごすことになった。
マクラーレンにエンジン交換とマシンの準備を終え、午後2時にフェルナンド・アロンソは走行を再開。その後はトラブルが発生することなく走行を続け、93周を走破。終了間際に2番手タイムを記録してテストを締めくくった。フェルナンド・アロンソ「今日はちょっとしたジェットコースターだった! 今朝はエンジンに問題が発生して午前中のプログラムはまったく完了できなかったけど、スタッフはクルマのすべてを交換し、できる限り早くに準備を整えるために再び素晴らしい仕事をしてくれた。とても良い午後を過ごすことができたし、午後のセッションでは丸一日のプログラムを凝縮させた。望んでいたすべてを実施することができたし、結果とテスト最終日にはかなり満足している。パフォーマンス面、もちろん、信頼性に関してもクルマからもっと多くのポテンシャルがあると思うけど、これから開幕戦にむけて準備を整えるためにファクトリーで重要な2週間を過ごしていく。オーストラリアで全員が最大限のパフォーマンスで走行したときに自分たちの正確な位置がわかるだろうけど、僕たちにとっては非常に生産的な2週間の冬季テストだったと思う。テストして証明しなければならない新しいことがたくさんあったけど、僕たちはすべてをまとめるためにあと2週間ある。懸命にプッシュしてくれたチーム全体によくやったといいたい。今は僕たち全員がメルボルンでレースをするのを楽しみにしている」エリック・ブーリエ (マクラーレン レーシングディレクター)「午前中は難しいスタートとなったが、ポジティブかつ生産的な気持ちで今日のプログラムと2週間のプレシーズンテストを締めくくることができて嬉しく思う。午前中のプログラムの序盤にパワーユニットのターボにトラブルが発生した。火曜日に発生したシャシーのオイル漏れに関連したものだと思っている。現在のパワーユニットを設置した際にデータに不具合が検知されており、一晩かけてクルマにこのターボを設置し、調査の時間をセーブするために2つのエレメントを交換することを選択していた。残念ながら、そのひとつが故障した。だが、2つの問題に関連性はない。さらなる分析と調査のためにヴィリーに送り返される。ガレージのスタッフ全員がフェルナンドをコックピットに戻すために4時間でこの新しい仕様のパワーユニットに交換するために素晴らしい仕事をしてくれた。午後のセッションではエンジニアが可能な限り多くの走行時間を提供するためにプログラムを凝縮して頑張ってくれたし、チーム全体が午後に相当な量の仕事を完了させるために協力して働いてくれた。フェルナンドは中身の濃いラップをしてくれたし、かなりチャレンジングなスタートではあったが、彼、そして、我々は93周を完了することができ、満足して一日を終えることができた。2週間という短い時間でオーストラリアに向かう前に我々はこれから分析するための膨大な量のデータを抱えてファクトリーに戻る。取り組まなければならないことがあるのはわかっているが、我々のパッケージに間違いなくポテンシャルがあることもわかっている。メルボルンで本来のパフォーマンスを示すチャンスを得られるように信頼性を最大化するために懸命に作業をしてく。この数週間、ハードワークに努めてくれたチームのみんなに心から感謝したい。トラブルに見舞われはしたものの、昨年のこの時期と比較して810km多いデータを持ってウォーキングに戻れる。分析とメルボルンに到着したときのマシンセットアップの方向性を定めることに役立つだろう。チーム全体を代弁して、すでにレースに行くのが待ち切れない」
全文を読む