マクラーレンは、スポンサーを務めるロジテックと共にゲーム大会『World's Fastest Gamer』を開催することを発表。優勝者にはF1シミュレータードライバーの役割が提供される。マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは「ゲーム業界内だけでなく、マクラーレン、そして、モータースポーツ界の全員にとって非常にエキサイティングな機会だ」とコメント。
「我々はオンラインスポーツゲームの成長を長く目の当たりにしてきた。現実とバーチャルワールドの間の類似点がここまで近いことはなかった」「このようなユニークかつエキサイティングな提案を造り出すには完全に正しいタイミングだ。このような方法でレースの世界とゲームの世界を繋ぐものはなかった」競技者は異なるプラットフォームで多数のレースゲームで競うことになり、秋に10名の決勝進出者が競い合う決勝戦がマクラーレンのファクトリーで開催される。優勝者はマクラーレンのシミュレータードライバーとして1年契約を与えられ、マクラーレンのファクトリーとレーストラックでエンジニアと仕事をすることになる。「勝者は実際に我々マクラーレンのチームの重要な一員となる。これは本物だ。我々は2つのシミュレータープログラムでさらなるサポートを必要としている。競争とセレクションのプロセスは厳格かつ無常なものであり、観ている者には非常に魅力的だ」F1以外では、日産がグランツーリスモを利用してレースゲームプレイヤーの中から現実のレーサーとしての才能を持つ者を発掘することを目的とした「GTアカデミー」というプロジェクトを実施しており、実際にル・マン24時間レースでドライバーとして起用している。GTアカデミー出身のヤン・マーデンボローは、今年、日本でSUPER GTとスーパーフォーミュラに参戦している。The ultimate comp. The ultimate #esports job. Introducing World's Fastest Gamer, turning gaming dreams into reality. #WFG #LogitechG pic.twitter.com/6JXiWt4EsY— McLaren (@McLarenF1) 2017年5月4日
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