マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンは、今年のフェルナンド・アロンソ参戦をきっかけに、マクラーレン・ホンダが“毎年インディ500で戦う”のを見たいと語った。フェルナンド・アロンソは、F1モナコGPを欠場し、ホンダ製エンジンを搭載するアンドレッティとタッグを組んだマクラーレンとともに来月のインディ500に参戦する。
マクラーレンにとっては、過去に3勝を挙げたインディ500への復活を意味し、株主のマンスール・オジェはインディカーでの活動を広げる可能性を示唆している。フェルナンド・アロンソとともにバーバー・モータスポーツ・パークを訪問したザク・ブラウンは「マクラーレン・ホンダが毎年インディアナポリスで競争するのを見たい」とコメント。「当初は2018年に追及する可能性があるアイデアだと考えていた。現在のF1での我々の環境、フェルナンドの願望、我々の願望、ホンダの願望を考え、我々が飛び込むこの非常に小さなウィンドウが生まれた」「マクラーレンは、インディカーの大ファンだ。我々は素晴らしいモータースポーツだと思っているし、個人的にも生涯でその周りにいたので、ここにいることに個人レベルでも非常に興奮している」「より定期的にマクラーレンがここにいるのを見たいと思っている」「またフェルナンドとそうするか? そうだね。我々がチャンピオンシップを争っていて、モナコとインディが同じ週末に開催されることが問題になることを期待している」「2018年に実現するか? 様子を見てみなければならない。我々はフェルナンドとストフェル(バンドーン)に今よりももっと競争的なF1カーを与えるために非常に懸命に仕事をしているからね」フェルナンド・アロンソのインディ500は、マイケル・アンドレッティが戦略の指揮をとり、2003年のインディ500ウィナーであるジル・ド・フェランがインディカー習得のためのアシストを担当する。