マクラーレン・ホンダは、F1中国GPの決勝レースで、フェルナンド・アロンソ、ストフェル・バンドーンともにリタイアに終わった。フェルナンド・アロンソ (リタイア)「非常に難しいコンディションの中、13番手からスタートし、数周後には6番手を走行していた。最初の2周でいい走りができたことが大きいが、うれしいサプライズだった」
「他のマシンがあちこちでスピンしていたが、この難しい状況が長く続いてほしいと思っていた。他車のスピンにより、労せずしてオーバーテイクできたり、昨日言った通りにうまくチャンスを生かしたりができていた。その後、しばらくは7番手のポジションを死守していたが、コースがドライになるにつれて徐々に順位を落とし始めた。今日は、いい結果を出すために、自分たちにどれほどのハングリー精神があるかを示すことはできたが、残念ながらレースを完走するほどの強さはまだなかった。冬季テストが十分にできなかったために、今、その大きな代償を払う結果となっているが、早急に改善できることを願っている。今日のレースで、ストフェルも僕も完走できなかったことは残念だし、僕は入賞圏内で走行していただけに特に悔しい結果となった。ただ、僕たちができることは、失敗から学び、次戦のバーレーンで(もちろん雨の予報ではないが)今回よりももう少しいい結果を出すことだ」ストフェル・バンドーン (リタイア)「僕にとっては短いレースだったが、最初はかなりエキサイティングな展開だった。フェルナンドも僕も好スタートを切り、最初の数周は他チームのマシンに混ざって走行していた。ピットストップ後のポジションはあまりよくなく、その後はさらに難しい状況だったが、実はマシンのペースはかなりよかった。スリックタイヤを装着した際には、実際にかなり手応えがあり、自分がプッシュしたいときにプッシュできた。コーナーではマシンにとてもいい感触があり、自信を持って前方のマシンとの差を詰めることができた。ただ、いったんコースが乾き始めると、他チームのマシンとのスピードの差が歴然と分かるようになり、オーバーテイクすることが非常に難しくなった。僕たちのマシンはストレートでのスピードが足りないため、他チームのマシンと競い合うことができず、その状況で順位を上げることは困難だ。17周目でパワーを失った。はっきりとした理由は分からないが、燃料系の不具合だと思う。今日、完走できなかったことは残念だ。マシンにポテンシャルはあったし、コーナーでは、ライバルチームのマシンに比べてかなり速さがあるように思った。ただ出力が落ちるのを感じ、その直後に非常に低出力になったような気がした。望んでいたような結果ではないし、当然のことながらレースを完走したかった。中国では多くの周回を走行することができなかったが、これが僕たちの現状だ。ここに来る前からそれは分かっていたし、来週末のバーレーン戦では状況が改善することを願っている。それでも、今週末にはポジティブな点もあった。マシンは徐々にいい状態になりつつあり、フェルナンドも僕も自信を持ってプッシュすることができる。早いタイミングでさらに改善できることを願っている。実際にいつごろ改善できるかを予測するのは難しいので、様子を見るしかない。バーレーンは上海とは非常に異なる種類のサーキットだが、僕たちはいつも通り最善を尽くす」関連:F1中国GP 結果:ルイス・ハミルトンがポール・トゥ・ウィン
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