元マクラーレンのF1ドライバーであるデビッド・クルサードは、マクラーレンがホンダと決別することを考えなければならないと考えている。マクラーレンは、ホンダから無料のエンジン供給とワークスサポートだけでなく、年間1億ドル(約113億4000万円)のスポンサーシップを受けているにも関わらず、メルセデスとのカスタマーエンジン契約に戻ることを検討していると報じられている。
およそ10年間マクラーレンでF1を戦ったデビッド・クルサードは、マクラーレンのこの3年間の苦境はすでにチームを追われたロン・デニスの哲学によるものだと説明する。「この状況はチャンピオンシップに勝つためにロン・デニスが発想したメーカーと提携しなければならないという信念の結果だ」とデビッド・クルサードは Telegraph にコメント。「だが、レッドブルはそれが実際には必要ではないことを示している。彼らはカスタマーとして4度のワールドタイトルを獲得している。必要なのは勝てるエンジンのポテンシャルを与えてくれるメーカーだ」マクラーレンがホンダを切ってメルセデスと契約することを検討しているのは、フェルナンド・アロンソを繋ぎとめたいという願望と関係しているかもしれない。フェルナンド・アロンソとマクラーレンとの契約期間は今シーズン末で切れる。元F1ドライバーは、現状が“フェルナンドにとっては限界点かもしれない”と Times に語る。マクラーレンがメルセデスにエンジンを変更した場合、それは2018年もマクラーレンに残留するという決断に影響するかと質問されたフェルナンド・アロンソは「わからない」と El Confidencial に語った。
全文を読む