マクラーレンのザク・ブラウンは、ホンダとの共闘を強調。ホンダは、F1に“必要なもの”を投じていると語る。モータースポーツには、エンジンに馬力を望むならば、資金を投入すればいいという皮肉めいたの古い理論がある。ザク・ブラウンがホンダに求めているのは、まさにそれかもしれない。
「我々はホンダと長い歴史があり、彼らは必要なものを投じ、コミットしている。彼らは正しいパートナーだ。我々には技術的な不具合があるが、早急に作業する必要がある」とザク・ブラウンはコメント。「我々はホンダとコミュニケーションをとり、長期的に何がベストな戦略かを見つけ出そうとしている。だが、我々には短期的な結果も必要だ。私はホンダと仕事をするという我々のソリューションを継続していくつもりだ。我々は彼らの良いパートナーであり、様々なシナリオを通して取り組んでいくつもりだ。だが、我々は状況を早急にフィックスさせる必要があるし、それをするためにあらゆる方法を検討している」フェルナンド・アロンソは、ホンダのエンジンを“信頼性もパワーもない”と批判し、マクラーレンはメルセデスにエンジン供給を打診したと報じられている。だが、ザク・ブラウンはそのようなことは起こらないと頑なだ。「ホンダは素晴らしいパートナーであり、素晴らしい人々だ。彼らはその権利があるし、我々は出来る限り早急にそれを行い、競争力をつけるために様々な方法を調べていく必要がある」「我々はホンダに非常に忠実だが、和柄割れには他に結果を期待しているパートナーがいる。我々はホンダのパートナーシップを大事にする必要があるが、シャンドン、NTT、ジョニーウォーカー、SAPも大事にする必要がある。彼らは結果を望んでいる」ホンダとマクラーレンは、1988年から1991年まで4つのコンストラクターズタイトルとドライバーズタイトルを獲得している。ザク・ブラウンは、マクラーレン・ホンダのパートナーシップにとって、勝つことがプライオリティのままだと主張する。「我々はレースに勝ちたいが、我々はホンダとレースに勝ちたい。ホンダとやるという決定は私の前の時代のものだが、正しい決定だったと思っている。最終的にチャンピオンシップに勝にはワークスチームである必要があると私は思う」ホンダは、マクラーレンとのパートナーシップにホンダとの年間1億ドル(約113億4000万円)を投じているとされている。
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