マクラーレンのヨースト・カピートは、チームは2017年以降もフェルナンド・アロンソを確保するために全力を尽くさなければならないと語る。2015年にマクラーレン・ホンダに加入した2度のワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソ。だが、過去2シーズンは信頼性とパワー不足にとってミッドフィールドでの戦いを余儀なくされた。
今年9月にマクラーレンF1にCEOとして加入したヨースト・カピートは、2017年のチームの最優先項目のひとつはフェルナンド・アロンソを留めることだと語る。「クルマとエンジンが良ければ、彼は新しいルールを楽しむだろうし、彼が留まらない理由はない」とヨースト・カピートは BBC にコメント。「フェルナンドはチームにとって大きな資産であり、我々は彼をキープするためにあらゆることをやっていかなければならない」フェルナンド・アロンソは、すでに現在のV6ハイブリッド時代に嫌気がさしていることを認めており、F1マシンがおよそ5秒速くなるとされる2017年のF1レギュレーションが今後の鍵となることを繰り返し述べている。ヨースト・カピートは、2017年のレギュレーション変更がマクラーレンとホンダが進歩する大きな機会を与えると考えている。「マクラーレンからのクルマの改善とホンダからのエンジンの大きな進歩を期待している」とヨースト・カピートはコメント。「このような新しいパートナーシップには特定の時間がかかるものだ」「マクラーレンとホンダ(1988-1992)は以前にパートナーだったが、それは大昔のことだ。関与しているのは全て新しい人々であり、ホンダにとってマクラーレンの作業方法を理解するにはしばらく時間がかかったし、マクラーレンもホンダの作業方法を理解するのに時間がかかった。今、それは達成されたと思っている」「非常に良いパートナーシップであり、ホンダのスタッフはシャシー面から何が必要かをより理解しており、我々もエンジン面で何が必要かをより理解している」「それぞれが改善するだけでなく、全体的なパートナシップの改善にも期待している。1+1は2ではなく、3にならなければならない」今年でジェンソン・バトンがF1を去ることで、フェルナンド・アロンソは2017年のF1グリッドで最も出走回数(272戦)の多いドライバーとなる。
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