ロン・デニスによるマクラーレンの長い支配が終わる可能性があると Times が報じている。同紙は、ロン・デニスが、共同オーナーのマンスール・オジェ、そして、バーレーン政府系投資ファンドのマムタラカト社と“自身の仕事にしがみつくための戦い”にあると報道。「会議室内の関係はうまくいかなくなり、オジェはバーレーンと手を組んだ」と同紙は伝えている。
また、Telegraphを含めた他紙もロン・デニスが他のマクラーレン・オーナーと“酷い言い争い”にあると報じている。マクラーレンのスポークスマンは「質問に対して、ロン・デニスは、自分は退きはしないと断定的に答えています」とコメント。「さらに、彼にはマクラーレン・テクノロジー・グループのチェアマンおよびCEOとしての契約があり、グループの25パーセントの株式を保有しています。これはマンスール・オジェと同じ割合にあたります」「長年、実際には何十年にもわたり、マクラーレンの株主は株式移転および再編成の可能性についてしばしば協議を行っています。ロンとマンスールは常にこの話し合いの中心にいました。今もその状況は変わりません。最近の会話は“これまでとほぼ同じ”ものに分類できます」「しかし、協議は私的かつ秘密のものであり、その詳細について明かすことは適切ではありません」