マクラーレン・レーシングの新CEOに就任することが発表されているヨースト・カピートがチーム加入するのはF1の夏休み後になりそうだ。マクラーレンは、今年1月にヨースト・カピートとの契約を発表したが、彼にはフォルクスワーゲンのモータースポーツディレクターという役割があったため、活動開始の時期は明らかにされていなかった。
先日、ヨースト・カピートは、フォルクスワーゲンがWRCで4年連続となるタイトルを獲得するのが確実になってから去りたいと語っており、8月のラリー・ジャーマニーがそのタイミングかもしれないと示唆していた。「ああ、今年中には行うよ」とヨースト・カピートはトリノで開かれたFIAスポーツ・カンファレンスで述べた。「8月末か9月初め、それくらいの時期になるだろう」そうなると、ヨースト・カピートのマクラーレンへの加入はF1ベルギーGP前後になりそうだ。今年のマクラーレンの進展については見守っているのかと質問されたヨースト・カピートは「いや。私はフォルクスワーゲンで大任を背負っている。WRCだけではなく、アメリカのラリークロスやTCRなど・・・そこにいる限りはきちんと仕事をこなさねばならない」ヨースト・カピートは、過去にザウバーやフォードのエンジンマニュファクチャラーとしてF1経験を持っている。関連:マクラーレン、ヨースト・カピートをチームCEOに任命 - 2016年1月15日
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