マクラーレン・ホンダは、F1カナダGPの予選で、フェルナンド・アロンソが3戦連続となるQ3進出を果たして10番手。ジェンソン・バトンは12番手だった。フェルナンド・アロンソ (10番手)「今日は嬉しいサプライズだった。予選セッションについては、とても満足している。ここは、今日のようにドライとウェットが入り混じったコンディションでは難しいサーキットだし、明日のレースは僕たちにとってさらに厳しい状況となる。ただ、明日は雨が降る可能性があるし、少しそうなった方が僕たちにとっては好都合となるかもしれない」
「僕たちは過去1年間でマシンの開発のためにすばらしい仕事を成し遂げ、今のポジションは自分たちが期待していた以上かもしれない。そのことに僕はとても満足しているし、チームのみんなに対してお礼を言わなければならない。Q2では、僕たちはフェラーリからわずか0.4秒差だった。これは、マクラーレンおよびホンアのファクトリーのメンバー全員が自分たちの信念を強固なものにし、モチベーションを上げることにつながるはずだ。アタックする準備はできている。僕たちはワールドチャンピオンシップをかけて戦っているわけではないので、失うものはなにもない。明日は最大限のアタックを仕掛ける」ジェンソン・バトン (12番手)「トップ10周辺というのが今の僕たちのポジションであり、ここ数戦はそれが僕たちのレース結果だった。それでも、ここのサーキットではモナコほどの競争力は期待していなかったので、今日はポジティブな収穫があった。Q2の最後のラップでは、フェルナンドはバックストレート走行時に牽引力を得ることができたものの、僕はそれができなかった。フェルナンドは僕のマシンから牽引力を得たんだ! 最終セクターまではQ3進出に向けていい走りをしていたけど、最終セクターで牽引力が得られず、Q3進出を逃しまった。明日のレースがドライコンディションであれば、僕は新品タイヤを履いてスタートするので、それを最大限に活かして、ポイント獲得を目指す。もしウェットコンディションなら、様子を見るしかない。天候によっては非常に混乱した状況になる可能性があるけど、僕たちはタイヤをうまく使って、正しい戦略を選択するという強みをこれまでに見せてきたので、明日の決勝で楽しみにすることはたくさんある」関連:F1カナダGP 予選:ルイス・ハミルトンがポールポジション
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