マクラーレン・ホンダは、今後のレースで予定されている開発プログラムによってグリッド上でさらに進歩し続けると考えている。マクラーレン・ホンダは、F1ロシアGPでフェルナンド・アロンソが6位、ジェンソン・バトンが10位でフィニッシュし、昨年のハンガリーGP以来となるダブル入賞を成し遂げた。
レーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、それはチーム復調の始まりに過ぎないと考えており、次戦F1スペインGPでは大量のアップグレードが用意されると明かした。「ソチでのダブル入賞が、ウォーキング、さくら、そして、ミルトンキーンズのチーム全体にとってモチベーションを高める要素であることは確かだ」とエリック・ブーリエはコメント。「だが、これは我々が残りのシーズンでも続いていくように願っている上昇曲線の出発地点に過ぎない。ロシアでは他チームの不運に助けられた部分があるのは否めないが、我々の両ドライバーはマシンバランスについてポジティブな報告をしており、それが堅実な基盤を築いたことを保証すると同時に、我々が進んでいる方向性を信じられる根拠となっている」 「我々は常にもっと多くを待ち望んでいるが、水面下で絶え間なく続けられているハードワークがようやく価値あるポイントで報われたのは喜ばしいことであり、我々のマシンが理論上もう少し力を発揮でいると考えられるサーキットではさらにポジティブな結果を達成することを期待いてヨーロッパシーズンを迎えることができる。不断の開発プログラムと合わせ、この状況はエキサイティングであり、今後数戦に関して我々を楽観的にさせてくれる」 「簡単ではないのは間違いない。バルセロナでマシンのアップグレードを評価する間、多くのチームが同じことをするだろう。しかし、誠実なスペインファンがフェルナンドとチームを支えてくれるだろうし、我々は彼らのために良いレースをして、欧州ラウンドにポジティブな勢いをつけたいと願っている」
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