マクラーレン・ホンダのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、MP4-31のシャシーとホンダのパワーユニットには解放できるもっと多くのポテンシャルがあると考えている。今年、パフォーマンスを向上させているマクラーレン・ホンダが、開幕3戦でわずか1ポイントとそれらを結果に結びつけることができていない。
「各レース週末で我々のパッケージの強みと弱みについて学んでいる。日曜日の午後にパフォーマンス改善を成し遂げるために激しく開発プログラムを進めている」ホンダは、内燃機関を改善する必要があると認めており、エリック・ブーリエもシャシー自体にもまだ磨いていく必要があると考えている。「MP4-31にもっと多くのポテンシャルがあることはわかっているが、それを解放するためにマクラーレンとホンダがやらなければならない作業がある。ここまでできていない作業だ」マクラーレン・ホンダは、昨年ロシアでポイントを獲得しており、エリック・ブーリエは今週末のソチ・オートドロームでも力強い結果を目指していると語る。「ロシアは2015年に我々が力強いパフォーマンスを発揮した会場のひとつだし、来週末もそれを繰り返したい」「我々の焦点は、自分たちの強みの全てをまとめて、順位を上げられるように直近のライバルたちとしっかり戦うこと、そしてレースディスタンスにおける一貫性だ。我々は全てのエリアに確実に改善をもたらしているので、それをソチの最終順位表に変えるために頑張っていく」