マクラーレン・ホンダは、F1中国GPの予選で、フェルナンド・アロンソが12番手、ジェンソン・バトンが13番手だった。フェルナンド・アロンソ (12番手)「今日はジェンソンも僕もQ3に進出できたと思う。マシンには速さがあったし、Q3進出に向けてタイヤとエンジンもセーブしていた。そこで、赤旗によってセッション終了となってしまった」
「Q2の最後のラップを走り切ることができなかったのは、非常にフラストレーションがたまる結果となった。今日はマシンにかなりのポテンシャルがあった。 ただ、考えてみると、僕たちはごく最近までQ2になんとか進出できるレベルだったにもかかわらず、今はQ3に進出できなかったことにフラストレーションを感じている。これは間違いなくいい方向に向かっている証拠だ。 昨夜は赤ちゃんのようにぐっすり寝た。一度も目覚めることなく、10時間連続で眠ったので、今日はエネルギーが満ちあふれている。マシンに乗ってコーナーや路面の凹凸部を走るときには、まだ少し(骨折からくる)痛みを感じるけど、今日は痛み止めは飲んでいない」ジェンソン・バトン (13番手)「今年最初の2戦で使われた予選システムはうまく機能せず、人気もなかったけど、皮肉なことに、今日はその旧システムの方が僕たちにとってはよかったと思うね! ただ、こういうことはよくあるものだ。Q2の最初のラップでは使用済みのオプションタイヤで走行し、サーキットの路面がベストな状態になるのを待ってから新品タイヤを履くつもりだった。他チームの数人のドライバーと同様に、僕たちもQ2の赤旗中断の影響を受けてしまい、フラストレーションがたまった。 ただ、トップ10入りをわずかに逃しただけというのは、前向きな点だ。(明日のレースでは)スタート時に装着するタイヤの種類を選択することができるし、使用できるコンパウンドは3種類あるので、オプションはたくさんある。 Q1のときは水たまりがあったので、スリックタイヤで走るのは少し怖かった。多くのドライバーがDRSを閉じたままにしていたけど、それが理由だと思う。僕たちもそうした。そういう状況では、マシンをコントロールすることができない。ただ、それでも今日の赤旗中断は、僕たちには必要なかったと思う。 いずれにしても、僕たちは今後数戦のうちにQ3に進出するよ!」エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)「我々が自分たちにとって励みになる進化を遂げているだけに、今日の予選を終えて、いずれのマシンもQ3に進出できなかったことを残念に思っています。今日はフェルナンドもジェンソンも間違いなくトップ10入りを果たしていたはずですが、ニコ・ヒュルケンベルグ選手(フォース・インディア)が不運に見舞われたことで赤旗中断となりました。我々は大げさな約束をすることにいつも慎重になりますが、チームが前進していることは間違いありません。ホンダとともに懸命に仕事をしながら、我々は目標に近づきつつあります。そして、我々はその道のりを楽しんでいます」関連:※ニコ・ヒュルケンベルグに3グリッド降格ペナルティ / F1中国GP・F1中国GP 予選:ニコ・ロズベルグがポールポジション
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