マクラーレン・ホンダのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエが、F1オーストラリアGP初日の作業を振り返った。マクラーレン・ホンダは、雨と風による難しいコンディションのなか、トラブルに見舞われることなくプログラムを進め、フェルナンド・アロンソが6番手タイム、ジェンソン・バトンが7番手タイムでセッションを終えた。
「今日の両セッションにおける我々のポジションは、予測できない難しいコンディションへ対処する際の、チームの経験と能力を示すものだった」とエリック・ブーリエはコメント。「ミスをしたり、有効な走行を行うチャンスを逃しやすいい状況であったにもかかわらず、我々はその正反対のことをやってのけた。コース上がクリアなときには常に有効なデータをたくさん収集し、残りの週末に向けて我々が採用すべき方向性をしっかりと理解することができた」「今日は非常に励みになる一日でした。まだやるべき作業があるのはわかっているが、今日は我々が信頼性とパフォーマンスの両方で真の進化を遂げたことを示す一日だった。土日の2日間は予期せぬ変わりやすいコンディションが待ち構えている。ただ、今週末、ポテンシャルを最大限発揮することに向けては、我々は有利な立場にいる」